経営のヒント

2014年5月30日 金曜日

「相手を承認すること」とは(その5)

おはようございます!!

昼間はそろそろ暑さを感じる季節になりましたね。女性(いや、最近は男性の方もですが)は「日傘」をさして歩いておられる方も増えました。そういえば、真夏よりも、今頃や秋口など、日差しがさほどきつくない季節のほうがむしろ紫外線が多い、ということを聞いたことがあります。

今日は黄砂も多いそうです。いずれも外出時には防御できるものはぜひ防御を怠らずにお出掛けください。

さて、今日は「承認」の最終回です。

あなたの周りの方(部下やお子さん、友人等)に承認を伝える場合、次の3つのポイントが大切です。  
  
1.相手が達成したもの、実行していること、実際起こっていること等、その事実を伝えること  
2.「誰々より良く頑張っている」などという比較をしないこと  
3.無理に相手に届かせないこと  
  
承認を伝えたから、といって相手にどれほど響くか、といえば、それはやはり受け取る側(相手)のタイプにもよりますし、もちろん、その時、その時の気分にも左右されます。なので、相手の反応がすぐに判らなくてもガッカリしないで(笑)、相手の様子をしばらく観察してみてください。  
  
さて、これを読んでくださっているあなたに質問です。  
  
「あなたの周りの誰かを一人選んで(思い浮かべて)、その方に「承認」の言葉をかける、としたら、どのような言葉をかけますか?」  
  
。。。なかなかすぐには浮かばないのではないでしょうか。  
  
「キミは先週、○○件も営業訪問してきたんだね」  
「最近、以前より自信を持って発言してるような気がするんだけど、何かあった?」  
「毎日、早く来て机をふいてくれてるんだね」  
  
このような言葉は、きちんと相手を観察し、具体的に事実を伝えているという印象を持ちます(できれば、あなたの主観的なほめ言葉や評価を含まないこほうがベターです)。 

まずは「相手を観察すること」が大切なのだと思います。受け取った側はそれだけで、「きちんと自分のことを見てくれているんだ」と思い、モチベーションや信頼感に良い影響をもたらすはずです。 
  
さあ、いかがですか?あなたも来週と言わず、今日から積極的な「承認」を心がけてみませんか?  



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2014年5月29日 木曜日

「相手を承認すること」とは(その4)

おはようございます!!

先日、健康診断に行ってきました。そして、今日は「再検査」despairsweat01

ってことはもちろん、「×印」があったということです。。。まあ、いろいろ出てくることはありますが、きちんと悪いところ、気になるところはマメにメンテナンスすることが大切だと思うので、頑張っていってきます。

皆さんも健康診断を受けて終わり!ではなくて、メンテナンスをきちんとしましょうね。

さあ、今日も「承認」の続きです。

逆に、ものすごく「聞き上手」な人っていませんか? その人が相手なら、ずっと話していたくなるような、時間を忘れて、話す予定じゃなかったことまでつい話してしまう、っていう人。  

聞き上手って、単にじっと聞いているだけじゃないですよね。  
  
それはやはり「承認」のなせるワザ!  
  
「きちんと聞いていますよ」オーラが。。。いえ、決してオーラなどではなく、そこには「なるほどー」という共感の言葉があったり、「ふん、ふん」といううなずきがあったり、が必ずあるのです。  
  
さて、この「承認」をもう少し積極的に使うことを考えてみましょう。  
  
「承認」には具体的に以下のようなものがあります。あなたはどれくらい日頃、この「承認」を無意識にでも周りの方に伝えていますか。チェックしてみてください。  
  
1.挨拶をする  
2.きちんとお礼を伝える  
3.会話するときに目を見て話す  
4.ねぎらう(お疲れ様。。など)  
5.相手の体調やその人の家族を気遣う  
6.成果や成功談について周りのみんなとシェアする  
7.役割を与え、仕事を任せる  
8.将来のことや仕事上の悩みをしっかりと聞く  
9.相手の変化に気づき、声を掛ける  

。。。そのほか、もっといろいろとあります。また上記では、7は上司から部下に、ということになりますが、その以外は誰に対してもあてはまることだと思います。 



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2014年5月28日 水曜日

「相手を承認すること」とは(その3)

おはようございます!!

5月ももう、あとわずかですね。今週くらいから気温も30度に到達する日が来ると予想されています。また、蒸し暑い夏の到来ですね。

そして、その前に梅雨rain。。。さあ、暑さも雨も何のその! 水分補給をしっかりして、乗り切りましょうsign03

さて、今日は「承認」についてのお話の3回目です。

「承認」に関する研修の中で、こんなワークがありました。

二人一組になって、片方の人がもう片方の人に向かって何らかのテーマで話しかけます。しかし、本来、聞き役であるはずの人が全く興味を示さず、仮に顔はこちらを向いていても、どこか他のところを見ていたり、無表情、無反応であったら、話し手はどんな気持ちになるか、という実験でした。

実際やってみると、(まあ、だいたいの想像はつくと思いますが)話しているほうは、何か壁に向かって話しているような、変な気持ちがしました。いや、いっそ壁なら、最初から壁と判っているのでむしろ何も感じないのかもしれませんが、本来、きちんと聞いてもらえるはずの「話し相手」から無反応、というのは何とも形容し難い気持ちになるものです。

もちろん、ここまで極端な「対話」(と言えるのか、どうかはともかく)は日常ではないと思いますが実際には、多少なりともこれに近い状況というのは起こっていると思います。

一生懸命話しているのに、相手があまり興味を示してくれない、とか、どうやら他のことが気がかりなようで、聞き手が「上の空」であるとか、そんな経験はありませんか?

これでは、まず良好なコミュニケーションは生まれないでしょうし、それどころか、そんな相手とは二度と話なんかしたくない、ということになりかねません。



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2014年5月27日 火曜日

「相手を承認すること」とは(その2)

おはようございます!!

先日、「創業補助金」の申請をしたい、という方から相談を受けました。初めてお会いする方でしたが、まだ創業されて1年弱ほどで、そのお仕事もなかなか興味深いものでした。ぜひ、補助金の対象に選出されてほしい、と心から応援したい気持ちになりました。

皆さんの中でも、創業補助金にご興味ありましたら、ぜひご相談ください!

さて、今日は承認の二日目です。

さて、この「承認」、では、実際にはどのようにすることが承認することで、また、承認をすることでどのような効果があるのでしょうか。

もっとも身近な承認の方法は、「おはようございます」とか、「お疲れ様でした」とか、といった挨拶ではないでしょうか。

皆さんの職場では、朝や退社時にきちんと挨拶が交わされていますか?

外資系の会社などではパーテーションで区切られた職場もよくあるようですが、このようなところでは、朝の挨拶もろくに交わされることはない、と聞いたことがあります。

もっとも、普通の会社では挨拶くらいは交わされるのでしょうが、適当に口だけが動いているような挨拶になっていませんか?きちんと相手の目や顔色(元気そうか、そうでなさそうか)を見ながら、挨拶を交わしていますか?

「おっ、今日も元気そうですね。何かいいことあった?」
「あれ、顔色ちょっと良くない気がするけど、大丈夫?」
「髪型変えた?似合ってるね」
そんなちょっとした会話があちこちで交わされたら仕事が気持ちよくスタートできそうですね。

もちろん、目を見ながら、「おはようございます」でも十分です。

そう、「相手がそこにいること」に十分気づいていて、それを言葉で表す。まさにこれが「承認」です。



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2014年5月26日 月曜日

「相手を承認すること」とは

おはようございます!!

今朝、テレビを見ていたら、企業内コミュニケーションについてのアンケートで、「満足している」と回答したのは、1/3ほどだった、と伝えられていました。

私にとっては、1/3という数字は結構高いな、と正直思いました。なぜなら、コミュニケーションの状況自体が非常に流動的で、例えば、新入社員が数名入ってきたら、環境は大きく変わるはずです。つまり、「満足のいくコミュニケーションの環境」というものは、常に求められるべきもので、「満足している」という回答自身が「ちょっと楽観的かも。。。」と思ってしまった次第です。

そんなわけで、このブログでも、コーチング理論に基づく、コミュニケーションに役立つお話を続けてみたいと思います。

コーチング理論の言葉に「承認」というものがあります。

「承認」というと、もちろん、そのまま「(相手を)認めること」であるには違いないのですが、漢字二文字という、ちょっと硬い感じのする言葉でもあり、例えば、何かの申請に対し、それを「承認する」といった、重いニュアンスがあるかもしれません。

しかし、実際は、そんな意味とは少し違っていて、英語では"Acknowledgement"を翻訳したものでこの語源は「そこにいることに気づく」という意味だそうです。



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