経営のヒント

2013年10月24日 木曜日

銀行のお話あれこれ(4)

おはようございます!!

今日は10月24日。 うーん、今月もあと1週間くらいになってしまいましたね。毎年のことながら、これくらいの時期になると段々と気忙しさを感じるようになりますね。

とはいえ、「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」。。。何をするにも、なかなかいい季節でもあります。今月いっぱいくらいは、秋の夜長を楽しむような余裕が欲しいですね(って、自分に言い聞かせているのですが(笑))。

さて、本日も銀行のお話の続きです。

今日は、銀行との付合い方について、少しお話してみましょう。              
              
「銀行と付き合う」と言っても、普通は「銀行の担当者と付き合う」ということになります。どの銀行(都銀、地銀、信金等)を問わず、法人名で口座を開き、何らかの利用を始めれば、たいてい、その法人の担当者というものが付きます。              
              
もっとも、都銀(メガバンク)などでは、こちらから融資の申し込み等をしなければ、特に担当者が来るなどの反応はないかもしれません。一方、地銀や信金等では、早々に担当者が挨拶にやってくることが多いです。

「いやー、この辺りを担当させていただいてます○○です」みたいな感じですhappy01。              
              
銀行によってこういった対応は多少異なると思いますが、やはり地域性の高い、さほど大きくない地銀や信金等は地域で担当者が決められている場合が多いのです。              
              
こうした担当者も人間ですから、こちらとの相性というものがあるかもしれません。              
              
あの銀行はいいけど、あの担当者はどうもなぁ。。。              
              
基本的に、地域その他によって彼ら(彼女ら)も振り分けられているので、なかなか担当者を代えてもらう、というのは難しいかもしれませんが、もしあまりに担当者の態度、その他で問題がある、と思える場合は支店の上位者にきちんとクレームは伝えるべきだと思います。              
              
ところで、銀行の組織とは、本店(本部)と支店に大きく分かれます。本部では、企画、市場、システム、事務等がの部がありますが支店との関係で最も注目すべきは審査部です。ここでは、支店からあがってきた案件を審査(融資の額、経営状況等による融資の不可)します。つまり、額が大きいもの(支店決済を超えるもの)や融資を実行していても経営状況が悪化しているものに対して審査のプロが今後の判断を下す、というわけです。              
              
また、支店(都銀)の組織はだいたい次のようなものになっています。小規模の地銀や信金等では、外国課は通常、ありません。             
支店長 副支店長 融資課長(次長) 営業課長(次長) 外国課長(次長) 業務課長(次長)              
              
融資課:与信判断や与信管理を行います。金融庁検査での債務者概況等準備は融資課が行います。              
営業課:得意先回りのイメージです。既存先法個人顧客を往訪し、顧客の要望に応えます。また、新規顧客を開拓したりします。              
外国課:外国業務の担当。海外送金や海外現地法人宛与信の検討等融資課と協力して対応します。              
業務課:預金為替業務全般。普通、当座、通知、定期等の預金業務の他、国内為替(送金事務)、投資信託や諸届け業務を行います。    

以上が支店の組織です。さて、明日はその支店との実際の付き合い方についてお話したいと思います。

今日も元気で一日頑張りましょうhappy01        


投稿者 七野恭子税理士事務所

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