経営のヒント

2013年12月 9日 月曜日

今週は事務所Blogで...

今週は事務所Blogのほうで「年末調整について」のテーマでお話させていただいています。

今週はどうぞ事務所Blogのほうでよろしくお願いいたします<m(__)m>

投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL

2013年12月 6日 金曜日

コアコンピタンス経営とは(5)

おはようございます!!

牡蠣の美味しい季節になりましたね。

ところで、「牡蠣にあたってヒドイ目に会った」という方が結構いらっしゃいます。私の周りにも何人かいるのですが、そういう人はよほどキツかったらしく、多くは牡蠣に苦手意識ができてしまうそうです。

しかし、たまに「あたってもやはり牡蠣はやめられない」という方がいます。が、最近、立て続けに聞いたのは、そういう方は再度、あたるらしいのです。

どうやら、牡蠣に当たりやすい体質、というものがあるらしく、つまり一度あたった方は、多分、そういう体質の持ち主なので、再度あたる可能性が高いため、本当はあまり食べないほうがいいということでした。

さて、今週もこのテーマ、今日で最終です。

時代は従来より早いスピードで変化を遂げていきます。頭を柔らかくし、今までの成功体験や慣習に囚われていては絶対に取り残されていきます。            
            
しかし、だからといって、常にあたふたとする必要はありません。自社が持っている、多分、他社がそうたやすく得ることができないであろう強み(コンピタンス)をきちんと評価し、自信をもつことが大切です。  
          
私はたいていの企業にはそのコンピタンスが必ずあるはずだと思っています。            
            
そして、近い将来の顧客のニーズがどこにあるのかを見極めて、そのコンピタンスを最大限に活かすことを考える。           

それは経営者の仕事です。しかし、必ずしも一人で背負い込むことはありません。周りのパワーを最大限に生かすことが大切です。ただし、最終結論を出すのは経営者なのだと思います。            
            
こうした「コアコンピタンス経営」を実行することは、私は中小企業であっても、そう難しいことではないと思います。いえ、中小企業だからこそ、細やかな感性で顧客のニーズをつかむことができるのではないか、と考えています。            
            
そう大きなことを考えてはいけません。また、そう資金をかけることを考えてはいけません。  
          
とりあえずは、ハイ・リスク、ハイ・リターンを狙うのではなく、ロー・リスク、ロー・リターンから始めるべきです。            
            
まずは、少し発想を変えて、御社が目指す5~10年先への進み方をどうか、もう一度見直してください。            

今週のテーマ、「コアコンピタンス経営」が少しはお役に立てば嬉しいです。  

では、今週もこの辺で。。。。素敵な週末をお過ごしくださいsign01




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投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL

2013年12月 5日 木曜日

コアコンピタンス経営とは(4)

おはようございます!!

どの会社さんでもそろそろ、年賀状は。。。とか、年末年始の定休日は。。。などと、すっかり師走の話題があちこちで飛び交っています。そういえば、今年の年末年始は、カレンダーの影響で多くのところが9連休になるようですね。景気もやや上向きとのことで、海外旅行の予約は早くから人気のところはキャンセル待ちだとか。。。うーん、羨ましいですねthink

本日もコアコンピタンス経営、いきます!!

次にコアコンピタンス経営の3つの課題に対応するにはどうすればよいか、をもう少し具体的に考えてみましょう。         
         
1、今後新しく追及すべき顧客のニーズを見出すには。。。         
未来を洞察し、追及すべき新しい顧客のニーズを考えます。ここで未来とは5~10年くらいの範囲をいいます。        
今までの製品やサービスにとらわれではいけません。このため、既存の経験にとらわれないように経営者だけで決定せず、若い社員、他の業種からの中途採用者、顧客の声など幅広い意見を得ることが重要になります。        
         
2、コンピタンスの発見と拡充         
経営者は自分の企業の、他社にはない独自の能力(コアコンピタンス)は何か、を理解し、把握する必要があります。往々にして、自分たちの特徴的な強み、というのは社内では当たり前過ぎて、見落としてしまう場合があります。自らの独自の技術、能力、サービスを再評価してみることが大切です。        
         
自らの独自技術を新しい顧客のニーズに対応させるために、更なる技術の改良努力をしなければなりません。このとき、中小企業であれば、あれも、これも。。。と多くを選択することはヒト・モノ・カネのいずれを取っても厳しいので、どれか一つを選択し、一点集中で徹底的にヒト・モノ・カネを選択したものに投入します。        

選択にあたっては、できるだけ多くの情報と意見を集約するべきであるが、最終的な決断をすることが経営者の役割であると思います。        
         
3.顧客へのアピール         
新しい技術を備えた、新しい顧客のニーズに対応させた商品(サービス)をいかにアピールするかを考えます。他業種、他分野の人々からも意見を聞いたり、場合によっては一部は外部への委託というかたちで情報の発信をしていくことも大切なことだと思います。   


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2013年12月 4日 水曜日

コアコンピタンス経営とは(3)

おはようございます!!

ここ2,3日はお天気も比較的よく、寒さも多少和らいで、昼間などは歩いていてもなかなか気持ちよかったですね。

ただ、日が暮れるのが早く、4時を過ぎると段々と夕方らしくなってきてしまいます。

そういえば、今年の冬至は12月22日だそうです。この「一年でもっとも日照時間が短くなる日」まで3週間ほど。まだまだこれから夜の訪れが早くなるのですね。。。

さて、本日もコアコンピタンス経営の続きです!!

中小企業にとって、ひとつのベンチマーク(何かの判断材料としての指標)として、ライバル企業の数字を参考にされるというのは決して間違っていないと思います。         
         
しかし、今からお話しする「コアコンピタンス経営」とは、少し違い、このようなことから発想を変えていこうとするものです。        
         
従来の発想は、既存の市場を前提として、ライバル会社に勝つためにどのようにすればよいか、を考えることでした。
         
一方、「コンピタンス経営」では、「未来の顧客・市場・必要なサービスを見つけ出し、自ら市場を開拓し、既存市場そのものを変えてしまうこと」で、有利に事業を進めることを目指すものです。         
         
新しい市場の創造?!。。。もちろん、そんな簡単なことではありません。         
         
新しい市場を創るためには、まず次の3つのことを考えなければなりません。         
1.今後新しく追及すべきはどのような顧客のニーズか?(顧客は何を求めているのか?)         
2.そのニーズに応えるために必要な能力(コンピタンス)とは何か?         
3.新しいニーズに対応した商品(サービス)をどうやって顧客にアピールするか?         
         
例えば、ガムを例にとって考えてみましょう。         
ガムは本来、お菓子の一つとして、「美味しいもの」というニーズを満たしていました。  
       
1.そこに新しいニーズ、ガム=歯にいいもの、歯を清潔にするもの、歯を磨くもの、といったものを創造します         
2.そのようなニーズを満たすガムを作り出す技術(コアコンピタンス)が必要となります         
3.最後に、このようなガムの存在をアピールする方法を考えます   


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2013年12月 3日 火曜日

コアコンピタンス経営とは(2)

おはようございます!!

先日、奈良の「山の辺の道」を歩いてきました。その道中にある長岳寺という紅葉が美しい、という寺院に行くことが目的の一つでしたが、やはり紅葉のほうは、やや遅かったようで、色が褪せていました。

でも、お天気もよく、大いに「大和の秋」を楽しむことができました。紅葉は残念でしたが歩くにはいい季節だと思いました。

さて、本日もコアコンピタンス経営の続きです!

1990年代のアメリカでは、企業を成長させる戦略として、綿密な経営計画のもと、成長戦略を実施しました。

しかし、ほとんどの企業で成功することができず、景気の低迷もあり、多くの会社が不採算部門の切り捨てを中心とする縮小化、いわゆる「リストラ」を図って凌いできました。          
          
その後、景気の回復とともに、90年代の半ばから採用されたのが「コアコンピタンス経営」でした。          
          
これは大企業だけではなく、中小企業にも採用すべき考え方だと思われますし、ご自分の会社の今後の進め方を考えられるときに参考になる発想だと思いますので紹介させていただきたいと思います。         
          
ところで、皆さんは今後の経営戦略を考えるときには、何を参考に考えますか?          
         
同じような業種・業態にあるライバル企業の動向などを参考にされるのではないでしょうか?          
          
先日も、とある社長に帝○データバンクなるところから取り寄せたライバル企業の数字を見せられ、これを見ながら来年の計画を立てているとのお話を聞きました。          
          
ライバル企業の経営指標や売上原価、人件費等の各経費の出方などを研究・比較し、検討されているようでした。


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投稿者 七野恭子税理士事務所 | 記事URL

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